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マリア様がみてる 30 キラキラまわる (コバルト文庫)

マリア様がみてる 30 キラキラまわる (コバルト文庫)


ようやく読んだマリみて新刊。
思ったよりも時間かからなかったから昨日とかでも読もうと思えば読めたな。




まず本を開いて最初に主要登場人物紹介で瞳子の項目がリリアン女学院一年生から紅薔薇のつぼみの妹(ロサ・キネンシス・アン・ブゥトン・プチ・スール)にちゃんと変わってたのがよかった。


そして、またしても人物紹介覧に登場した細川可南子
大きな扉 小さな鍵』以来の復活です。
可南子すごいね。何度登場人物紹介から消されてもまた復活する不死身の少女www



今回の内容は前回からの流れそのままで遊園地の話。
参加自由でしかも特に出欠確認も待ち合わせもしない、ただ自由にしましょうという事であったにも関わらず全員がそれぞれの理由で開園時間から30分の遅刻で入り口で揃うという偶然。
そして皆揃って低いテンションという怪奇。


白薔薇さんちの問題で志摩子の出生が明かされましたがそれが後付けっぽく思われてしまってるみたいです他の感想文とか見ると。
自分としては内容もそうですし、タイミングが悪かったと思う。
果たしてあの二人で電車に乗っているタイミングで言う必要があったのかと(作品流れ上の話ではなく)。
乃梨子が聞いたのが志摩子以外の人、例えば志摩子の兄(実際には叔父って事になるのか?)とかからだったらまだ自然だったかも知れない。まあ今度はそのシチュエーションに持っていくのが難しそうだけど。


今回は脇キャラがよかったっす
内藤姉のナイスアシストとか。この人の登場が卒業直前だったことが悔やまれる。
祐麒の姉と全く思考回路が同じな「GO!GO!令さん(以下略)。」とか
可南子と瞳子のコンビが一番平和だったし面白かった。
特に最後の挿絵とか笑ったしw
肩掛けのポップコーンにネコミミつけてとか可南子弾け過ぎだろwww


大方の予想通り典さんの出番はなかったけどそんなことは全く気にならないほど楽しめました。
次回はもういよいよ卒業式かな?